編み物で小物を作ったことがあっても、ウェアに挑戦するのはなかなか勇気がいることだったりします。
まさに私がそうで、編み図と毛糸を用意して、ゲージを測って、複数のパーツを作って、それを閉じはぎして…そんな過程を考えると、まだ私には早いかななんて気持ちになったり。(レシピ通りの糸を使おうとしないこともことを難しくしている要因ですが…)
そんな私がこれなら挑戦できる!と思って自分のウェア一枚目に編んだ、「みんなのセーター」の編みレポです。
編み図と使用糸

ずばり、これが「みんなのセーター」です。女性としては手が大きい私ですが、この手にもおさまりきらない、大玉の毛糸一玉でセーターが一着できる、夢のようなキット。編み図は毛糸玉のラベル裏にあります。編み図と言っても、図は一部で、ほとんどの部分は文で書いてあります。
初めて文章パターンで編みましたが、これが意外に楽!模様編みが沢山入るような物を編む場合はまた感じ方が変わりそうですが、単純なものであれば、これはシンプルで分かりやすく、いいなと思いました。
編み方の基本はトップダウンの輪で編んでいくセーターなので、とじはぎもなく、工程も少なくて編み終わりが完成と言うのがよかったです。
糸は極太のリリアン状のふんわり軽い糸です。ぐるぐる編んでいくとヨーク部分に自然と編み込み模様のように色が出るように段染めが施されています。この段染めが、糸玉一つ一つで異なることから、世界で一つの模様のセーターができるというのも、「みんなのセーター」の魅力です。
編みレポ
始める前に出来上がりの寸法表記を見てから、もう少し細身で丈を長くしようと思い、細めの針で編み始めました。丈は糸が続く限り続け、それでも足りなければ袖と裾のゴム編みは違う糸で足せばいいやとざっくり決めていざ編み始め。
ネックから編み始めますが、ゴム編みになる部分は地の一色にしたかったので、段染めが始まる前までにして、少し段数を減らしました。

ヨークは次々異なる色が出てきて模様ができていくのがとても楽しかったです。暖色が多いといいなーと思っていましたが、初めは寒色ばかりであらあら?と。次の色は?どんな模様に?も、ワクワクしながら編み、サクサクと進みました。

進んでいくと、この寒色もいいアクセントになり、面白い模様に。終盤のピンクやオレンジがとても可愛らしい色でした。

ヨークが終わって、袖と身頃に分けたところで試しに頭から被ってみて、まだ身幅は余裕があることがわかったので、更に針を細くして身頃を編んでいきました。
身頃の指定段数を編み終わってからは、できるだけ裾をロング丈にしたかったので、裾の糸はそのまま切らずに保留にして、糸玉の反対側の糸端から袖を編んでいきました。
試着をしながら袖丈をみてみると、やはり、袖と裾のゴム編み部分は別糸で足したほうが好みの長さになりそうだということで、原ウールの「MOKU Wool」を足すことに。

こちらの糸は、原ウールのページで、みんなのセーターと近い太さの糸だと判断できたので選びました。みんなのセーターのホワイトより濃い目のベージュっぽい色で、汚れやすい袖口の汚れも目立たないかな、なんてことも考えました。

こちらの糸でキュッと袖口が細くなるように更に針を細くして、減目して、長めにリブを編みました。むっちりとした感じがとても可愛いです。

袖を編み終わり、残った糸が続く限り身頃を延ばそうということで編んでいったのですが、後ろ下がりにしたら可愛いんじゃない?!と思き、急遽変更。ラップアンドターンでカーブをつけることにし、左右対称になるようどこに入れるかを簡単に計算して良くも悪くも適当に編みました。
最後に残った糸はこれだけ。左が袖口と裾に使ったMOKU Wool、右がみんなのセーターの糸です。どちらもギリギリまで使いました!

完成!
そして完成した、私の「みんなのセーター」アレンジバージョンがこちら!

丈は、身長167cmのおしりがすっぽり隠れるくらいです。黒のスキニージーンズと合わせて着ることが多いですが、前もファスナー部分が隠れるくらいの丈はあります。
「みんなのセーター」、ウェア初心者の私にはにすっごく良かったです!欲を出してアレンジもしましたが、アレンジが可能な自由度の高さというか、余白の部分というか、それがまたありがたく、楽しかったです。


