この記事でご紹介するのは絵本「おうちのともだち」(作:柳原良平、出版社: こぐま社)です。
実際に子どもに読んでみて、子どもがどんな反応をしたのかも交えてレビューしていきます。
「おうちのともだち」の概要
- タイトル:「おうちのともだち」
- 作:柳原良平、出版社: こぐま社
- 2006年発行
- ページ数:24ページ
- サイズ:20×21cm
我が家では 1歳頃に初めて読みましたが、身近な知っているものが沢山登場するので、初めて読んだ時から食いつきがよかったです。
「おうちのともだち」の特徴やおすすめポイント
「おうちのともだち」がうちの子どもの心をつかんだポイントをご紹介します!
- 知っているものが沢山
- 身近なものがグループ化されている
- かわいいお顔
- 最後にみんなが登場
知っているものが沢山
登場するのはお家の中でよく見かけるものばかり。下に一覧にまとめてみました。1歳になったばかりの息子でも、見慣れたものばかりだったので、初めて読んだ時から反応がよかったのだと思います。
コップ はぶらし 鏡 タオル お皿 お茶碗 箸 フライパン 鍋 石鹸 お風呂 電話機 掃除機 テレビ 洗濯機 シャツ 積み木 ボール お布団 枕 パジャマ
身近なものがグループ化されている
これらの登場する者たちが、見開きページで【お鍋・フライパン】のように、近しいもの同士で並べられています。しかも、その前後も料理や食卓に関連するものが並んでいるというように、概念的に近かったり、台所なら台所というように近い場所で見かけるものが緩くグループ化されて登場するので、子どもにとっても分かりやすいのだろうと思います。
そしてそのグループの順番も、朝起きてから夜寝るまでの生活の流れに沿って登場するようになっています。なので、ストーリー的な時間の流れ的にも矛盾がなくて、最後はみんなそろっておやすみなさいと終われる気持ちよさがあります。
かわいいお顔
登場するものたちにはみんなお顔がついていて、しかも「おなべちゃん」や「ふらいぱんくん」と擬人化されて紹介されます。なんといったって、おうちの「ともだち」なので、とっても親しみやすく描かれているんです。
この本を読んでから、私も色々なものを「くん」や「さん」付けで呼ぶようになりました(笑) 子どもにとっても、身近なものや自分を取り囲む者たちが自分の友達・仲間だと感じられて、大切に扱うようになってくれたらいいなと思います。
最後にみんなが登場
最後の見開きページでは、本の中に登場した物たちが勢ぞろい。みんなでおやすみなさいをして、スヤスヤ眠っているんです。
このシーンがあることで、物語としての結末にもなっているし、まだストーリーがよくわからない年齢でもみんなが登場しておしまい!という感じがわかりやすいです。
「みんなともだち」レビュー 子どもの反応
では、実際に読み聞かせしてみて、息子がどんな反応をしていたのかをご紹介します。
本の中で見つけっこ
最後の見開きに全員集合している中から、そこにいるものがどこで登場したのか、もう一度絵本をさかのぼって楽しんだり、表紙や裏表紙に描かれたものを探したりしています。少しお顔が違ったり、描かれている角度が違っても同じものだとわかるようで、「これだよ!」というように指差しして教えてくれます。
お家の中で見つけっこ
本に登場する者たちが自分の家のどこにいるのか見つけるのを楽しんでいます。読み聞かせをしている途中で子どもが自発的に「あっちにあるよ!」と指さししてくれることもあれば、こちらから「ふらいぱんくんどこにいるー?」と聞いてみて、「あっちー!」と指さしたり、積み木やボールは持ってくる遊びになるときもあります。
ものを大事にする心の芽生え
1歳の息子はまだ力の加減や、やってよいことと悪いことの判断ができず、物を叩いたり投げたり、時には壊してしまうこともあります。ですが、この本を読んでから、「○○さん叩いたら嫌だってよ」「○○さんお友達だよ。大事大事だよ」などと声掛けすることが増え、本当に少しずつではありますが、物を大切に扱える場面や、乱暴に扱った際に悪びれる様子が見られ始めました。この芽生えが心に根付いてほしいなと思います。
以上、「みんなともだち」(作:柳原良平、出版社: こぐま社)のご紹介でした。

