ばってん抱っこ紐(クロス抱っこ紐)
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ばってん抱っこ紐はベビーラップと抱っこ紐のいいとこどりのような抱っこ紐で、背中にわたる布がクロスするのが特徴です。背中側も、赤ちゃんを包む前側も布がばってんになっている形で、多くは長さ調節のための金具がついています。より簡易的なものや手作りのものだと、調節金具がないものもあります。
ベビーラップと比べると、布に厚みがあり、伸縮性はありません。また、ウエストベルトはついていないので、この後ご紹介するウエストベルト無しの抱っこ紐の一種ととらえることもできます。
個人的な話をすると、ウエストベルト付きの抱っこ紐が合わなかった私がメイン抱っこ紐にしたのがこのタイプでした。子どもが1歳半を迎え11kgを超えても、抱っこ紐は毎回このタイプを使っていした!
使用期間は生後ヵ4月~現在(2歳6か月)
ばってん抱っこ紐(クロス抱っこ紐)のメリット
着脱がとても簡単なのが最大のメリット。少し緩めの状態でばってんになっている形のまま上からかぶって腕を通し、赤ちゃんを上から紐の中に入れ、長さ調節部の紐を引っ張って締めておしまい!おろすときも、ひもを緩めて、赤ちゃんを上からスポッと抜いておしまい!この手軽さが病みつきになります。これだけ簡単なので、外での着脱もスムーズです。
また、長さ調節の金具はついているものの、単純な構造でパッドなどの分厚いものは入っていないのでたたみやすいです。嵩張らないので、カバンに入れて置いてさっと出して着けることができます。また、洗濯しても比較的簡単に乾きます。寒い時期にコートの下に着けても着ぶくれしません。
ウエストベルトがないので、腰が痛くなることもなく、高い位置で赤ちゃんを抱っこしていられます。重心が高く保てることに加え、背中にわたったクロスした布が面で支えることになるので、体が楽です。
子ども側は、肩甲骨から上が覆われないので、子どもの視界が広く、腕も動かせて自由度が高いです。このため、抱っこ紐に入ってただじっと抱かれているわけではなく、目に入るものに関心を向けて指差しや発語が活発です。抱っこ中のコミュニケーションが多く取れると感じています。
また、子供の背中中央から股下に向けて左右に紐が広がっていく形なので、M字の脚の形を維持しやすい構造です。食い込みやスレは起きたことがなく、ベビーラップのように赤ちゃんと密着することができる上、厚みのある布と金具が使われているので安定感があります。
ばってん抱っこ紐(クロス抱っこ紐)のデメリット
肩に当たる部分にクッションやパッドは入っていないため、子どもの体重が増えてくると肩に紐の食い込みを感じることがあります。そのようなときは、左右の紐の長さが均等になっていなかったり、肩に当たる紐が平らになっていないことが多く、長さ調節をし直して、肩幅にしっかり合うように広げると楽になります。
子どもの肩甲骨より上が開いていて、首カックン防止の構造はついていないものが多いので、抱っこしたまま寝てしまった際に頭を押さえてあげる必要があります。(オプションでカックン防止をつけられるものもあります。)動きの自由度が高い分、体重も増えて活発に動くようになってくると、興味のあるものに向かってぐいーっと体を傾けて伸ばしたりした際にバランスを崩さないように注意が必要です。
外向き抱っこやおんぶには対応しておらず、対面抱っこ専用の物が多いです。また、首すわり前や新生児に使えるものはほとんどない印象です。
ウエストベルトなし抱っこ紐
ウエストベルトなしの抱っこ紐は昔ながらの抱っこ紐に近い形です。ばってん抱っこ紐をさらに普通の抱っこ紐寄りの形にしたものと言う感じ。私が使っているのは画像のこちら。

私がメインで使っているばってん抱っこ紐ではおんぶができないので、主に室内で家事をしながらおんぶをするために購入しました。さらに、メインを洗濯しているときに洗い替えとしても使っています。首カックン防止の機構も付いているので、タイミング的に抱っこしたらすぐ寝るな〜というときにこちらを選ぶこともあります。
お腹や腰回りのベルトがないため、私のようにウエストベルトによって腰が痛くなってしまう人や、帝王切開によってお腹に傷がある人が選ぶことも多い抱っこ紐のようです。
体重が10kgを超えてからは、もっぱらおんぶ専用となっています。最近は出番が少なくなり、外での着用はしなくなりました。どうしてもぐずってしまう時に、家の中で家事をしながらおんぶするのに使っています。
使用期間 生後5か月~現在(2歳5ヵ月)
ウエストベルトなし抱っこ紐のメリット
先述の通り、ウエストベルトがないため、腰やお腹に負担がかからないことが最大の特徴です。
実際、この抱っこ紐だとばってん抱っこ紐と同じような抱き心地なので、そり腰の私も腰が楽です。ばってん抱っこ紐やベビーラップと異なり、背中全体の面ではなく、肩で支える形ですが、ショルダーベルトの肩部分がふっくら厚みのあるパッド入りなので、あたりが柔らかで、食い込みにくいです。
装着もウエストベルトがあるものよりもシンプルです。ばってん抱っこ紐の着け方との違いは、先に子どもを紐の中に入れること。子どもを紐に跨がらせてずり落ち防止の紐をバックルで留めた後に、大人がショルダーベルトに腕を通します。最後に首の後ろに小さなバックルをとめます。おんぶも同様に、子どもを先に紐に跨がらせて、それを背負うという感じで、さっとできます。
個人的にはこのおんぶの手軽さがとても魅力で、子どもがぐずっているときでもさっと着けて家事や買い物を済ませることができるのでありがたいです。手元があくので、引っ越し作業のときも重宝しました。
ずり落ち防止の紐がついているので、子どもが身を乗り出しても落ちるリスクは低く、おんぶでも安心です。
ウエストベルトなし抱っこ紐のデメリット
肩でしか支えられないので、やはり肩周りへの負担は他のどの抱っこ紐よりも大きいです。外出時に使うときは比較的近場で短時間で済むときの使用にして、家の中では子どもの機嫌が治ったり、眠ったらおろすようにしています。

