お正月を過ぎてまだまだ寒いが続いています。息子は度々風邪をひいて、保育園を休みがちではありましたが、保育園のお友達の名前をすっかり覚え、家でもお友達のことをお話してくれるようになりました。一緒におしゃべりしたり、遊んだりと、同年代の子どもとのかかわりを楽しむことが増えてきました。家での遊びでも、息子なりのルールを考えて「一緒にやろう?」と声をかけてくるように。
そんな2歳5か月、我が家で息子と読んだ絵本の記録です。
ノンタンぶらんこのせて
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「ノンタンぶらんこのせて」
作:キヨノ サチコ
出版社:偕成社
発行日:1976年08月
お友達と一緒に遊ぶことも増える一方で、自分が!という気持ちも強くなり、順番こを覚えてほしいなという思いもあって読みました。保育園のお迎えに行くと、入り口にいるお友達を押しのけて出てきてしまうことがあったりして、親としてはひやひや。先生方はいちいち報告しませんが、きっと遊びの中でも自分本位の行動は見られているだろうなーと想像できました。
息子に響くところがあったのか、ノンタンがブランコを独り占めして、お友達たちからずるいよと言われる場面では、真剣な顔をしながら、「うんうん」とうなずいて話を聞いていました。
また、ノンタンたちがやっていた「10数えたら交代」は、すぐには順番を変わりたくない時に気持ちの準備をしてから交代できるいい方法だなと思います。数が途中までしか数えられないノンタンに代わって、息子も一緒に10数えてあげています(息子も途中の数が飛んだりしますが苦笑)。
今やっていることを続けたくて、やらなくてはいけないことやこちらがやってほしいことに行動が移せない時も、「あと10数えたら○○しようね」と声をかけることが増えました。
はしれはやぶさ!とうほくしんかんせん
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「はしれはやぶさ!とうほくしんかんせん」
文・絵:横溝 英一
出版社:小峰書店
発行日:2012年07月20日
乗り物好きの息子が選んだ新幹線はやぶさの絵本。少し年上向きかもしれませんが、小学生の二人がおばあちゃんとはやぶさに乗って旅行するというストーリーがあり、読み物としてもしっかりしています。絵も写実的でリアルです。息子が電車好きのまま小学生になったら、こんな感じなのかなーと想像してしまいました。
読むうちに自然と覚えたのでしょう、「盛岡」や「青森」という地名・駅名が遊びの中に出てきて驚きました。子どもの記憶力というのはすごいですね。ちゃんと駅名だということが分かっているようで、プラレールなどで遊びながら口にしています。
子どもたちとおばあちゃんだけで新幹線に乗るという設定にも刺激を受けたようで、「ぼく、ばーばと電車乗る?」と聞いてきます。ばーばとどこ行く?何線に乗るの?など、話を膨らませて楽しんでいます。もう少し大きくなったら実現させてみたいものです。
東北出身の私は登場人物たちの訛りや方言を読む際に、ついつい気持ちが入ってしまいました(笑)
ばすくんのくりすます
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「ばすくんのくりすます」
作:みゆき りか
絵:なかや みわ
出版社:小学館
発行日:2010年10月
1月になりお正月も過ぎましたが、息子のなかで、まだまだクリスマスは名残惜しいようで、街なかでもクリスマスツリーが飾ってあったところを通るたびに、「ツリーなくなっちゃった…」と寂しそう。そんな、まだまだクリスマス気分の息子にピッタリのクリスマス絵本でした。今回選んだ本の中では一番のお気に入りになり、何度も何度も繰り返し読んでいます。
息子が表紙の絵だけで選んだので、まぁ、話の内容はもう少し上の子供向けですし、お話も長いのですが、これが良かったようです。聞いた文章を丸覚えして、「僕が読んであげる!」と、読み出すのです。最初の数ページはしっかりとあらすじを追って読めていました。記憶容量や言葉の理解が発達しているのを感じました。
初めて聞いた言葉やフレーズも楽しんでいて、「なんか じみだね」がお気に入り。遊んでいてなんでもないときにふと、「なんかじみだね」と言われるので笑ってしまいます。ふくろうの話し方を真似して「○○するんだが…」と大人びた口をきくこともあります。
動物たちがやっている「おしくらまんじゅう」は「おまんじゅうなの?」とどうしても食べ物を連想してしまって絵だけではよくわからない様子。あったかくなる遊びなんだよーと伝えて実践してみると楽しかったようで、寒いときにおしくらまんじゅうをして遊んでいます。自分も小さいときにやったなぁと懐かしくなりました。
うずらちゃんのたからもの
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「うずらちゃんのたからもの」
作:きもと ももこ
出版社:福音館書店
発行日:2013年10月05日
おかあさんの誕生日にプレゼントするための宝探しに出かけるうずらちゃん。カラフルで視覚効果の高い絵が目に心地よいです。はっきりした色が多い一方で、線は曲線が多用されているためか、優しい印象を受ける絵です。作者のきもとももこさんは、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業とのことです。
花や蝶、カワセミ、星といった自然や生き物の美しさにも触れられます。息子はうっとりした表情でカワセミをなでながら「きれいだねぇ」と。星があふれるページでは「キラキラー!」と興奮気味。指で星をつまんで私にもプレゼントしてくれます。
ただプレゼントを探すと言わず、「たからもの」「たからさがし」という言葉もワクワクする響きがありますよね。心温まるすてきなお話だなと思いました。

