こんにちは。今回は我が家で起きたヒヤリとした体験のご紹介です。何かというと、2歳なった息子に私がベランダに閉め出された話なのですが、対策を考えたい方の参考になればと思います。
我が家のベランダ事情
このご時世、特定は怖いのであまり詳細には書きませんが、我が家のベランダについて。
よくあるマンションで、南向きにベランダがついています。洗濯物を干してOK.
ベランダから地面まではそれなりに高さがあるので、ベランダから落ちたら大けが、下手したら命に係わるのではないかと思います。が、一応、道行く人に声が届く高さではあります。
エアコンの室外機がベランダに置いてあり、夏は室外機から出る温風と日光でベランダに出ると、むわっ!と熱気に包まれます。
当時の状況
ことが起きたのはまだまだ真夏の8月中旬、朝8時半を過ぎた頃のことです。
息子はまだ寝ていて、私は先に朝の家事を済ませてしまおうともい、洗濯物を干そうとベランダに出るところでした。息子が起きている普段は、目が届くように、また、息子に鍵を閉められないように、ベランダに続く窓を開けたまま洗濯物を干すのですが、その日は日曜日で特に予定もなかったので、朝早く起こすこともないかなと思い、息子を起こさないように、部屋の冷房がきくようにと思って窓を閉めてから干し始めました。
それが失敗の元だったのです。
干し始めて5分も経ったか経たないかといったときです。
カチャッ…。
嫌な音がしました。
ぐっすり寝ていて、まだまだ目を覚まさないと思っていた息子が起きて、起き抜けに鍵を閉めたのです。
血の気が引きました。話に聞いたことはあったけど、それが自分の身に起こっている。
まさか、そんな、起きてすぐ鍵閉める!?
解決案① 息子に開けてもらおうとするも…
とりあえず、(事件も息子も)起きてしまったことは仕方ない。そして私は怒っても仕方ない。ということで、落ち着いた声で窓越しに息子に鍵を開けてもらうよう声をかけました。
ところがです。どうやら鍵をしめるときに偶然一緒にチャイルドロックまでしめたようで、いくらカチャカチャと息子が鍵をいじっていても開く様子がないのです。どうやらというのは、うちの窓がすりガラスになっていて、中の様子がぼんやりと映るシルエットからしか分からないから。
息子はママが新しいゲームでも始めたのかと勘違いして、ケラケラ笑いながら鍵付近をいじっています。
しばらくしてちょっと飽きた息子が窓から離れそうになりました。でもここで息子が別の部屋に行って、他に危ないことでもしたらそれこそシャレになりません。必死で呼び止めて窓のところにいてもらいました。
解決案② 夫を呼ぶ?
さて、夫はというと、別室で寝ています。しかも、夫の部屋の壁は防音仕様。本来は夫の部屋の音が私と息子が寝る部屋に届かないようにするための物ですが、こちらからの音も聞こえにくいことは間違いありません。
一応ベランダと接している面もある部屋ですが、なんせ防音…。
そこで、エアコンつけて、閉め切って寝ている。
ベランダからの私の声は届きそうもありません。
運悪く、スマホも身に着けておらず、夫に直接助けを求めるのは保留しました。
解決案③ 通行人に頼る!
そんなこんなしているうちに、ようやく様子がおかしいと察した息子が泣き出してしまいました。この声を聞きつけて夫が起きてくれれば幸いとも思いましたが、動きはなく…。
夫は放っておけばお昼過ぎまで寝ていることもあります。さすがにそこまで待っていては私が熱中症になってしまうかもしれないし、なにより、その間息子が一人というのはまずい。
もう、恥ずかしいとか言っていられない。一刻も早く状況を好転させようと覚悟して、ベランダ越しに声をかけられそうな人を探しました。
幸い、近所の建物で作業をしている男性がすぐに見つかり「すみませーん!」と大声で状況を説明する私。一瞬、警察や管理人につなげてもらうことも考えましたが、先にやはり夫を起こせるならその方が大ごとにならずに済むと考え直し、部屋番号を告げて、インターホンを鳴らして夫を起こし、鍵を開けるように伝えてもらうことにしました。
すぐに快く動いてくださったその男性には感謝しかありません。
解決案④ 通行人+自分で夫を起こす!
ところがです。男性がまたベランダ下に登場して「何回もインターホン鳴らしたんですけど、誰も出てこなくて…」と。
やはり熟睡している夫にはインターホンの音も届かなかったか…。
息子はというと、インターホンの音で少し気が紛れて、泣きやみ、窓越しに「ピンポン!」と私に伝えてくれていました。息子には玄関には行かずにそこにいるように伝えながら、男性と少しやり取りをしました。他に鍵を持っている人がいないかとか、息子の状態はどうなのかとか聞いてくださって、その男性も「もう一回押しに行ってみます!」と言ってくださり、再挑戦。
私も、声は届かずとも、ベランダから何か音を立てようと思い、洗濯物ピンチで夫の部屋の壁の方をガンガン叩くことにしました。壁が傷つくかもとか、ピンチが壊れるとか、言ってられない!
ようやく解放
壁を叩く音で起きた夫が、インターホンが鳴っていることに気づき、男性から話を聞いて、鍵を開けることで、事は解決しました。息子も無事で、私も熱中症になる前に室内に入ることができたのは幸運だったとしか言えません。
二度と同じことが起きないよう、その後はベランダの窓は必ず開けっぱなしで洗濯物を干すことにしています。
ベランダ前にチャイルドゲートを設置することも検討しましたが、動線の確保と息子の行動をなるべく制限しないことを優先して、設置は保留しています。
なので、また万が一息子が鍵を閉めてしまったとしても、チャイルドロックがかかった状態からでも窓を開けられるように、練習をしました。それから毎日、洗濯物を干すときに鍵を開けるのは息子の役割になっています。
今回のことで、ちょっとした気のゆるみで子どもとの生活に生じる危険を実体験しましたが、同時に、家の中に防音仕様の部屋を作ることのリスクを実感しました。いざという時に互いに声が届かない。普段、こちらに何か助けがいるときは部屋のドアをノックするか、スマホで呼び出していますが、手が離せない時や、自分が動けない時、何よりも大声で呼ぶことが一番早く、それしか選択肢にならない時だってあるのだと痛感したのです。
もしこれから、家に防音室を作ろうと考えているのであれば、いざという時にどのように助けを呼びあうのか、考えておくことをお勧めします!

